和襖は、単なる間仕切りだけではありません。千年以上の長い歴史の中で培われてきた和襖は、日本の気候にマッチした、人にやさしい建具です。中心が木の組子、その上に何層もの和紙を重ねることで、以下のようなさまざまな機能を持っているのです。
1. 襖の調湿作用
和紙は、セルロース繊維の長い分子の、水素結合によってできています。その水素結合の隙間に吸着性があり、環境ホルモンなどの分子を取り入れることが出来ます。その結果水分子を吸放出する調湿作用や、アンモニアなどの低分子化合物、またホルマリンなどの化学物質を吸着する作用があります。
2. 和室で健康生活
和室で使用される和紙は有害な紫外線から肌を守り、皮膚の老化を防止する働きをします。さらに和紙を通した光は目の疲れを和らげます。また、和紙にはヒトの血圧を降下させる作用もありますので、人間に対する鎮静効果があると考えられています。
快適な空間の演出
「和襖」は自然素材で製作された物ですから、時間と共に変化をします。やさしく取り扱って頂き、変化の度合いが著しくなければ、張り替えたり、取り替えたりする事で快適空間を演出しながら長期間ご使用ください。
季刊和紙(わがみ堂)・酒井理化学研究所データより引用

[シックハウス対策]
シックハウス対策商品である証が、
この対策マークのシールです。
当社の襖紙は、 すべてシックハウス対策規制を満たしています。 平成15年7月から、シックハウス対策規制を盛り込んだ改正建築基準法が施行され、ホルムアルデヒドを発散する壁紙等の使用が法律で制限されることになりました。 襖紙はこの規制の対象外ですが、住む人に安心してお使いいただけるように、日本内装材連合会・室内空気汚染対策管理委員会がホルムアルデヒド放散量の規定値を0.2mg/L 以下と定め、品質の自主管理を行っています。 当社の襖紙はすべて、この規定を満たす商品として管理委員会に登録されています。
商品登録番号
磐梯:004-006 高尾:004-001 みやこ:004-010
ちどり:004-003 松島:004-005 明星:004-004

[柿渋商品のご紹介]
優れた効果を持つ自然素材、 「柿渋」を使った襖紙をご用意しています。
---柿渋とは?
柿の果汁を自然発酵させることによりできる柿渋。これを塗ると水や湿気を防ぐ皮膜になることは古くから知られており、湿度の高い日本ではなくてはならないものでした。日本の農村風景に柿の木が欠かせないのは、こういった理由もあるのです。
---古くて新しい自然素材
柿渋には、豊富に含まれるタンニンの作用により、強い耐腐食性、耐水性、防カビ性、そして抗菌・消臭効果があります。近年、シックハウス症候群などで化学物質の問題が明らかになるにつれ、自然素材である柿渋の存在が再び注目されています。
---環境と人にやさしい柿渋商品
当社は、この柿渋を布へと応用できないか、試行錯誤を重ねてまいりました。その結果、風合いも柔らかく、さらに色や柄も多様なものを作ることが可能になりました。見本帳の「ちどり」と「みやこ」が、柿渋を使った商品となります。柿渋のアースカラーにはリラックス効果があり、さらに抗菌・消臭機能でお部屋を快適に演出します。ぜひ「ちどり」と「みやこ」の襖紙をお役立てください。
---消臭とは?
襖紙の糸に柿渋染めを施すことにより様々な生活臭を押さえることができます。薬品を使用しないので安全性が高く、即効性・持続性に優れています。自然の力でお部屋の空気を爽やかに保てます。
<試験方法>
5リットルのテドラーバッグに提示試料(10×10cm)を入れ、所定濃度に調整した測定対象ガスを3リットル注入し、2〜24時間後のガス濃度を検知管により測定。
使用検知管:アンモニア/NO.3リットル <(株)ガステック製>
        ホルムアルデヒド/NO.91リットル<(株)ガステック製>
平成14年2月(財)日本科学繊維検査協会 大阪分析センター
---抗菌とは?
柿渋染めにより生活菌を押さえることができます。
襖表面に付着した細菌の繁殖を抑え、清潔で快適な環境づくりに役立ちます。
<試験方法>
統一試験法
供試函:黄色ブドウ球菌 Staphylococcus aureus ATCC6538P
平成14年3月(財)日本科学繊維検査協会 生物試験センター